親御さんヒートアップ。

イライラの片づけ方 (宝島SUGOI文庫)

うちのピアノのお稽古では、親御さんには同じ部屋でお稽古を見学していただいてます。かなり至近距離です。(→だって部屋が狭いんだもーん。)



静かに本を読んだり、パソコンを持ってきてカタカタしたりする親御さんが多いです。でもやっぱりアレですかね?親御さんというのは自分のかわいいお子ちゃまが叱られたり絞られたりするのを見るのって、やっぱりつらいもの?なの?



お稽古が上手くいかないと、下を向いてじーーーーーっと頭をたれて、瞑想状態に入っちゃうお母様もいらっしゃいます。



またお子ちゃまがうまく弾けないと、


親御さん「はぁーーーーーーー。


と、あからさまにため息をつくお母様方もいらっしゃいます。

伊達公子じゃないんですから、ため息はぜひやめていただきたいものですな。




ため息ならまだいい方で、この間なんてお稽古してたら、背後から



親御さん「・・・・・ちっ!!



・・・・・??? 今ちっ?て言った?



気のせいかと思い、お稽古を続けてたらまた、



親御さん「・・・・・ちっ!!




・・・・・かーなり大きい舌打ちでございます。



ちなみに舌打ちするのはイギリス人ばかり。それも普段はフレンドリーで品のいい方たちなのに。いやん。




お稽古中にヒートアップ!!して、思わず口が出ちゃう親御さんもいらっしゃいますな。
例えば。



わたし「(楽譜を指差しながら)この音は何かなー?」

お子「んーーー、えーーーとぉ、・・・・・ミ??」

わたし「よーーーく見てごらん??」

お子「んーーーー、・・・・・ソ??」

親御さん「ファ!!!




・・・・・みたいな。



何でお子ちゃまの趣味のピアノに親御さんがここまでヒートアップするの??と最初の頃不思議に思っていたのですが、



それはこの国の教育システムや中学受験と、音楽教育とが微妙に絡んでいるからなのですね。その辺の事情はまた機会があれば書くでしょう。ちゃんちゃん♪