ちょっとご無沙汰。

その咳、大丈夫? ―ぜんそく最新治療と医師の本音―

お久しぶりでございますー。

前回の記事って、あら、3月だったのねん(汗)。

もうゴールデンウィークも終わって春真っ盛りなはずなのですが

わたくしが住んでいる所は今日もキリッと寒いです。

さすがにダウンジャケットと長いブーツはもう脱げますが、外出にはあったかい羽織もの必須ですな。ぶるる。



3月から今までどうしてたかと言いますと(→誰も聞きたくないって?)、

最初の1ヶ月は風邪をひいてました。

この虚弱体質は何とかならないもんかと。

ちなみに今の内職(→ピアノのせんせいとも言う)を始めてから、風邪ばっかり引くようになった気がするのだが。



今私が住んでる国では、風邪を引いたらマスクをするというシステムが全くないのですね。

かつて私の知人が風邪をひいた際、果敢にもマスクをつけて外出を試みたのですが、


外に出た途端、


子供A「はっ!ママ!ママ!見てあの人!」

子供B「・・・・・。(→じーーーーーーーーっと見てる)」

大人A「・・・・・。(→すれ違いながらじーーーーーーっと凝視)」



という状況になってしまったということでございます。

この国でマスクをするのは歯医者さんと伝染病患者くらいじゃないかと。街中ではまず見たことがありませんな。




ところでうちにはよく風邪をひいた生徒ちゃんがやってきます。

風邪ひいたのなら私としては正直休んでいただきたいのですが、


お母さん「この子昨日まで熱があってお腹壊してげろげろしてたんですけど、熱下がったので連れてきましたー。」(→生徒ちゃんはお腹痛そうに押さえてる)


とか


生徒ちゃん「げほげほげほげほげほごほごほごほはーーーーーっくしょん(→私の顔の真ん前で)」


とか


今までで一番印象に残っているのは、

ピアノを弾きながら突然大量に吐いちゃった生徒ちゃん。

鍵盤の上に吐いちゃったので、思わず反射的に手で受け止めてしまいました。



一応風邪ひきさんのレッスンの後は手を洗ってうがいをして鼻も洗ってテーブル拭いて鍵盤も拭いて、思いつくことは全部するんですけど、

それでも移っちゃうんですな。



例の鍵盤に吐いたお子さんの風邪もみごとにうつってしまい、3日間おかゆとリンゴで過ごすことになりました・・・。



逆に私が風邪をひいてもマスクは使えないわけで、これもほんとに不便。

咳は薬とのど飴で極力抑えて、どうしてものときは脇に用意したハンドタオルにゴホゴホと。

先月の風邪は咳がほんとにほんとにひどくて、お稽古中も喋ろうとするとげほげほげほ。


すると生徒ちゃん(8さい)が

生徒ちゃん「ミース?(→この国では女の先生をミスと呼ぶらしい)」

わたひ「なあに?」

生徒ちゃん「咳大丈夫?」

わたひ「うん、ごめんね。帰ったら手を洗ってうがいしてね。」

生徒ちゃん「ミース?」

わたひ「なあに?」

生徒ちゃん「ミスは結核なの?」

わたひ「・・・ち、違うと思う・・・よ?」



どうもその日、この国で「猫から結核が移った」というニュースが流れ、ミスのうちにはニャンコがいる → ミスも結核? !と思ったらしい。


やっぱりうちのお稽古ではマスクシステムを導入するべきなのか。悩ましい所ですな。